2025.7.8
- miyauchi-insatsu
- 9月18日
- 読了時間: 4分
会長挨拶
皆さん、こんにちは。第2回目の会長挨拶となります。
今日は、私の地元 白鷹の紹介をさせていただきたいと思います。
まず、「白鷹」と聞いてイメージすることみなさんありますか? それぞれ多少なりに出てくるワードがあるのかと思われますが、1つは「そば」隠れ蕎麦屋の里と呼ばれています。また、あまり知られていないかと思っていますが、白鷹町は紅花生産日本一を誇っています。「日本の紅(あか)をつくる町」をキャッチフレーズにして、前面にだしてのPRをしてるところです。今日は、この紅花の町についてお話させていただきたいと思います。紅花畑としては、町内で26か所、合計で約330アールで60名の生産者で日本一の品質を保っております。ちょうど今時期、7月が紅花の収穫最盛期となります。
紅花摘みは、花のガク部分にたくさんの棘があるため、棘が朝露で濡れてやわらかくなる早朝に手摘みで丁寧に摘み取ります。摘んだ花1つに含まれる色素の約99%が黄色で赤色の色素は1%未満となります。紅花の花びらを臼や杵でつぶし、一晩発酵させて丸めて平たく成形し、日陰で乾燥させたものを「紅餅」と言い、1%の紅(あか)を取り出すための加工法の一つになっています。現在でも昔ながらの加工法で紅餅が作られています。
紅餅一枚の重さは、一匁(いちもんめ)3.75g。これが童謡「紅花一匁」(はないちもんめ)です。花を一匁だけ買う際に、値段をまけて悔しい売り手と、安く買って嬉しい買い手の様子が歌われているそうです。ちなみに、この丸い紅餅の姿が、花笠まつりの「花笠」の由来だそうです。私の地区にある交流施設に江戸時代から続く伝統の口紅の展示物があるのですが、紅板(携帯用の紅入れ)の紅は、あかではなく、玉虫色で水を含ませた筆で溶くと一瞬で鮮やかな赤へと変化するもののようです。古来より「赤」には守り、祈りー赤色に託す思いがあり、人生の節目に行われる様々な儀礼に「守りの赤」が存在しています。人の一生での、安産を祈願しての「帯祝い」時の帯の端に紅で書く文字誕生時の「おくるみ」の布の上の方を三角形状に赤く染める。七五三時の紅染めの晴れ着婚礼時の婚礼衣装や角隠しの裏地に赤い絹地を使う。還暦の赤いちゃんちゃんこと赤色に託す祈りの気持ちが感じられます。
7/5.6と第30回を迎えた白鷹紅花まつりが開催されました。この例年のイベントも含めて、交流人口の拡大・産業振興につなげる取組みが、昨年、山形経済同友会のやまがた景観賞奨励賞を受賞しました。髙橋木工所 眞己さんの「つるのこ」県知事賞には、叶いませんでしたが、がんばって取り組んでいるようですので、是非白鷹にも足を運んで頂ければと思います。
幹事報告
1.ロータリーの7月のレートは145円です。このレートを基にRI上期負担金を支出致します。
1年前の7月のレートが161円でしたので、昨年度の上期負担金は一人あたり400円ほど安く済んでおります。
2.2024-25年度の委員会報告提出して頂いている方もいるようですので、この幹事報告をもって正式に提出の依頼といたします。
3.地区より樹氷を守る『 チャリティーゴルフコンペ 』と『 チャリティー募金 』についてのお知らせがありましたので皆さんへメールしております。
チャリティー募金については来月の理事会にて協議致しますが、ゴルフコンペについては参加したい方は私か恩地さんの方へ連絡願います。
4.7月は母子の健康月間となっております。毎年、5歳未満で命を落とす子どもは、世界で推定590万人です。その原因は、栄養失調、適切な医療や衛生設備の欠如など、どれも予防が可能なものばかりです。すべての母子が質の高い医療を受けられるよう、そして、出産で命を落とす母親がいなくなり、子どもがすくすくと成長できるように、ロータリーは支援活動を行っています。
地区より母子の健康月間についての案内がきておりましたので、メール転送致しましたので、ロータリーが母子の健康についてどのような活動をしているのか、目を通して頂ければと思います。
5.先週の理事会報告
・ビアパーティーの内容について協議し、承認されましたので皆様にご案内しております。
・プログラムについて例会場未定の日時がありますので、早急にプログラム委員会に段取りをして頂く。8/5会員増強・維持についての例会、9/2マイロータリー登録方法の例会については地区へ依頼し外部ゲスト招く。
9/9はガバナー公式訪問となっておりますが、その日まで證誠殿改修完了が間に合わない事も考慮し、8月中に工事進捗を見ながら違う場所も確保する。

コメント