2026.5.12
- miyauchi-insatsu
- 5月21日
- 読了時間: 2分
会長あいさつ
皆さん、こんにちは。ゴールデンウィークも終わりましたが、中東情勢により5月1日出荷分を境に、建設資材、物流資材、包装資材等で一斉値上げが実施されてきました。本日は、「中東情勢と建築資材の影響」として、私の職業としての電気設備業の現状を話させて頂きます。
さて、現在世界では、中東情勢の緊迫化が続いております。遠く離れた地域の出来事ではありますが、実は私たちの身近な経済、特に建設・住宅分野に大きな影響を及ぼし始めております。
今回の特徴は、「単なる価格上昇」にとどまらず、資材そのものが入らない、受注停止、出荷制限という現象が起きている点にあります。
特に影響が大きいのは、石油を原料とする建材です。断熱材、塗料、接着剤、塩ビ管など、普段は目に見えない部分ですが、建物を完成させるためには不可欠な資材が、受注停止や納期未定となるケースが相次いでおります。
電気設備材料としても、ケーブル類、特に高圧ケーブル(6600Vでキュービクルに引き込むケーブル)が、受注停止・新規取引10月以降といった情報が来ております。高圧設備については、昨年の7月から変圧器(高圧→低圧に変換)
がトップランナー第三次判断基準適用で高効率化への移行に伴う駆け込み需要で、納期遅延が発生しておりました。「10ヵ月~12ヵ月待ち」という異常事態でありました。4月になり、メーカーの生産体制が整い「約5ヵ月待ち」まで 改善してきたタイミングで、今度は高圧ケーブルの受注停止となり、営業活動に苦慮しているところです。また、エアコン2027年問題(これは2027年4月からエアコンの省エネ基準の引き上げと冷媒規制により、価格・販売ラインナップに影響があると言われた問題)で、低価格帯の機種がなくなるとの情報もあり、こちらも駆け込み需要が期待されておりましたが、こちらの配管材・配管カバー等の部材が、主要なメーカーで製造・販売が中止されており、これから本番を迎えるエアコン販売にも相当な影響がでてくる状況です。
また、蛍光灯2027年問題(これは2027年に蛍光灯が製造・輸入禁止となり、照明環境維持に問題がでる)もおります。こちらも駆け込み需要でメーカーの生産が追い付かず、納期遅延が起こっています。このように、電気設備業として様々な転換期が重なり、受注拡大のチャンスでありますが、製品探し、納期確認等で、非常に苦労している状況になります。

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